今日はお豆腐のカレーです。
いつもお話していることですが、実はインド料理にはカレーという呼び方は無いのです。
それでもたぶんカレーといったほうが、どなたにもわかりやすいと思うので、ここではカレーと呼びますね。
そもそもインドベジタリアン料理でお豆は良質なタンパク源として欠かせないものですが、実は最近お豆腐も使う主婦が増えているようです。
お豆腐はインドでもすでに数社から販売されているのですが、お豆腐でインド料理を作るときのコツは水切りです。
今回はこの水切りという作業を短縮するために、焼き豆腐を使います。
私のように焼き豆腐を使う人はいないと思いますが、なんといっても、焼き豆腐は型崩れもしにくいので、とても使い勝手がよいのですよ。
もちろん普通の木綿豆腐を使っても大丈夫です。その際は水切りを十分にしてくださいね。
焼き豆腐を使うときには、キッチンペーパーを2枚重ねにしてくるくると巻いておくだけでほとんどのものが水切り完了なのです。
今回のレシピではお豆腐の中に残った水分は、カレーのソースとして流用できるように工夫しています。
そしてお豆腐の選び方。
こちらは美味しいお豆とか、美味しいお水を使ったとか言うことより、固めのものが◎。
手で軽く押してみると抵抗が感じられるような、がっつり豆腐を選んでくださいね。
お肉のカレーより美味しいかといえば、なんともいえませんが。
ベジタリアンの素朴な料理と思って試してくださいね。。
焼き豆腐のベジタリアンカレー
植物油 大さじ1
クミンシード 小さじ1/2
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
しょうが 大匙1(みじん切り)+大匙1(すりおろしたもの)
にんにく 小さじ2(みじん切り)+小さじ2(すりおろしたもの)
トマト 大1.5個(みじん切り)
焼き豆腐 2/3丁(切り方:写真参照)
A
コリアンダーパウダー 小さじ1
チリパウダー 小さじ1/4 ~1/2
ターメリックパウダー 小さじ1/2
ガラムマサラ ひとつまみ
トマトピューレ 小さじ1.5
塩 小さじ1/2~適量
香菜 大匙2(みじん切り)+盛り付けようとして適量
焼き豆腐の準備
- 焼き豆腐はキッチンぺーパーを2枚重ねにして包んでおく。
- キッチンぺーパーに豆腐の水分が充分に吸収されたら、写真のように切り、しょうが・にんにく(すりおろしたもの)をまぶしておく。
作り方
- 厚手の鍋で油を温め、クミンシードを入れる。
- 玉ねぎを加え茶色く色づくまで加熱する。
- しょうがとにんにく(みじん切り)を加えよく混ぜる。
- トマトを加え、トマトが崩れるまで蓋をして加熱する。
- Aを加え混ぜ、焼き豆腐も加える。
- 蓋をしないで、ソースに適度なとろみがつくまで加熱する。
- 好みで盛り付けるときに香菜を振りかける。
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