そういえば、最近ピラフってあまり聞かなくなりましたね。
お米の料理としてはパエリアのほうが活躍し始めたんでしょうかね。
ところでこのピラフ、もともとはペルシャが始まりと言われていますが、それがインドに渡ってプラオとなりました。
そしてなんだかんだでイギリスに渡り、そこから日本にピラフとして渡ってきたと言う説がどうも強いようです。
呼び方は色々あるにしろ、汁物の中に米を入れて炊き上げ、お米に味がつぃたお料理です。
うちではこのプラオ、とても軽いのでよく作るんですよ。
何も食べたくないときとか、ちょっと胃腸が疲れ気味のときとか。
インドの漢方といえばわかりやすいかしら、アーユルベーダでもバスマティライスに2粒のクローブを入れてお米を炊くようにすると、体がやさしく温まっ
ていくと言われています。
生姜よりも緩やかに体を温めていくんですね。
ベジタリアンインド料理ではクローブはほんの少しだけ使うことがよくあるんですよ。
こうすることで味としては隠し味的になり味に深みが増しますし、体のためにもなるからなんです。
今回のレシピでもクローブを2つほど使っています。
バスマティライスも海外食材のお店でよく手に入るようになりましたが、なければジャスミンライスで代用することも可能です。
ちょっと胃腸が疲れたなあと言うときにもいいですよ。
インディアン・ピラフ
材料
バスマティライス 1カップ(200mlカップで)
植物油 大さじ1
クローブ 1個~2個
マスタードシード 小さじ1/2弱
カレーリーフ(あれば) 6枚
じゃがいも 中1個(1cm弱のサイコロに切る)
ターメリック 小さじ1/4
コリアンダーパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
グリンピース 1/3カップ
香菜(みじん切り)大さじ1
ヨーグルト
作り方
- バスマティライスは水にさらし、水を切っておく。
- フライパンに油とクローブ・マスタードシードをいれ弱火でじっくり温める。
- マスタードシードがはじけ始めたら、カレーリーフをも加え蓋をする。
- マスタードシードの音がやんだら、蓋を開け、じゃがいもを加え蓋を閉めて強めの弱火で蒸し煮する。
- じゃがいもが透き通ってきたらターメリック・コリアンダーパウダーを加え混ぜる。
- バスマティライス・塩も加えよく混ぜる。
- 沸騰した湯500ml(分量外)を加え、よく混ぜ、炊き上げる。
- 米が炊き上がる寸前に、グリンピースも加える。
- 米が炊き上がったら、塩加減をみて、香菜も加えよく混ぜる。
- 好みでヨーグルトを添えて盛り付ける。
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